武家屋敷と大鎧>違う
2010.04.30 Friday
JUGEMテーマ:日記・一般
今日の南日本新聞:朝刊の記事。
南九州市知覧の武家屋敷群内にある西郷恵一郎氏邸の室内が29日、初めて一般公開された。これまで庭園から見ることはできたが、観光客から「中に入ってみたい」との要望が多かったという。室内公開は5月5日までの期間限定。
庭は、室内から眺めて楽しむものとして、サツキやイヌマキと石を組み合わせ、カメや飛び立つツルが表現されている。10月の小京都ふるさと祭りで使う甲冑(かっちゅう)も置かれ、身に着けて記念写真を撮れる。ほかの武家屋敷も見学できる入場券(大人500円、小・中学生300円)が必要。
(記事:http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=23661)
甲冑二領の写真とともに紹介されておりまして、甲冑はいずれも大鎧。
一領は、赤糸威、もう一領は、紫裾濃威の大鎧なんですが・・・・
胴の向きが、前後逆。
つまり、弦走の側が後ろになって、総角のあるほうを前にして飾り付けているわけです。
これじゃあ、身につけて記念写真でも撮った日には、とんでもないことになりそうな按配濃厚なんですが、おそらく、着付けてくれる方も大鎧がどんなものか判ってないし、着るほうも判ってなければ、それはそれで良いのかもしれない・・・と、思ったり。>こら
記事によると、10月に小京都ふるさと祭りに使われているものらしい・・・が、何故、大鎧なのかが釈然としない。
別に当世具足でも良かったのではないかと思うのだけれども。
たぶん、大鎧二領分より安くついただろうし(笑)>をい
取りあえず、知覧の武家屋敷に行ってみたい!と思わせた点では、グッジョブ!!かもしれない(大笑)
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ところで、知覧の武家屋敷群。
普段、殆どのお屋敷は、門から庭園までしか見ることはできません。
何故、屋敷の中を見ることができないのか?
理由は、簡単で普通に人が住んで、生活されていらっしゃるから。
そう、実際の生活の場の一部を好意で公開されていらっしゃる・・・と思って差し支えはないと思いますです。
ですので、見学される際には、あまりご無体を申されませんようにと願うや切であります。>こら